教育関係資料

英語

留学

日米教育委員会
https://fulbright.jp/index.html

【米国留学・給付型奨学金】フルブライト奨学生 > TOEFL/IELTSについて

きりいも
きりいも

現在、小学生の息子がいます。英語の学習について目指す目標について悩んでいます。
ある給付型奨学金の資格で「TOEFL iBT 80点あるいはIELTS6.0以上」が提示されていました。

英検準2級しかもっていない私だと、それがどれほどのレベルかわからないです。
息子が成人するまでの英語教育として親が目指す目標は「TOEFL iBT 80点あるいはIELTS6.0以上」がよいのでしょうか?

素人ですがその目標は現実的ではないと思います。

Felo (回答日: 2025.2.25)

お子さんの英語学習についての目標設定は非常に重要ですね。「TOEFL iBT 80点」や「IELTS 6.0以上」という目標は、確かに大学入学や奨学金の取得において必要とされるスコアですが、これを達成するためには計画的な学習が必要です。

まず、英検準2級は中学生レベルの英語力を示していますが、TOEFLやIELTSはそれよりも高いレベルの試験です。TOEFL iBT 80点は、英語を母国語としない学生が大学で学ぶために必要な英語力を示す指標であり、IELTS 6.0も同様に大学入学に必要なレベルです。


お子さんが成人するまでの英語教育として、以下のようなステップを考えると良いでしょう:

基礎力の強化: まずは英語の基礎をしっかりと身につけることが重要です。小学生のうちは、英語に親しむことを重視し、楽しく学べる環境を整えましょう。

段階的な目標設定: いきなりTOEFLやIELTSのスコアを目指すのではなく、まずは英検や他の英語の試験で段階的に目標を設定し、達成感を得ることが大切です。

リスニングとスピーキングの強化: TOEFLやIELTSではリスニングとスピーキングが重要な要素です。日常的に英語を聞いたり話したりする機会を増やすことが効果的です。

試験対策: 中学生や高校生になったら、TOEFLやIELTSの試験対策を始めると良いでしょう。模擬試験を受けたり、専門の教材を使ったりすることで、試験形式に慣れることができます。

サポート体制の構築: 英語学習においては、家庭でのサポートや、必要に応じて塾やオンラインコースを利用することも考えてみてください。

最終的には、お子さんの興味やペースに合わせて学習を進めることが大切です。目標は高く設定しつつも、現実的なステップを踏むことで、達成感を得ながら成長していけるでしょう。

きりいも
きりいも

“英検や他の英語の試験で段階的に目標を設定”
私の息子は小1で2025年4月で小2です。大学受験までの英語学習で親が目指すべき目標を小さなものから大きなものまでわかりやすく説明してください。

Felo Pro

小学校低学年(小1~小3): 英語への興味を育む
目標例:
アルファベットを完璧に覚える
英単語を100~300語程度理解する(色、数字、動物など身近なテーマ)
簡単な英語の歌やアニメを楽しむ
英検Jr.ブロンズ/シルバー(リスニング中心の試験)に挑戦

小学校高学年(小4~小6): 基礎の定着と「話す力」の土台作り
目標例:
英単語500~1,000語を習得
簡単な自己紹介や質問ができる(例: “My name is…”, “I like…”)
英語で日記を書く練習(1文からスタート)
英検5級~4級合格
TOEFL Primary®(国際基準の子供向けテスト)でスコア取得

中学校(中1~中3): 4技能のバランス向上
目標例:
英検3級~準2級合格(高校入試で優遇される場合あり)
中学校の教科書本文を完全に音読・暗唱できる
英語で短いプレゼンテーションができる
GTEC(学校推薦型入試で利用)スコア350~600
IELTS 4.0~5.0またはTOEFL iBT 40~60を目指す

高校(高1~高3): 大学入試・留学を見据えた実践力
目標例:
英検準1級合格(難関大学で優遇/加点対象)
IELTS 6.0~7.0またはTOEFL iBT 80~100達成(海外大学の出願基準)
ニュースやTEDトークの要約が英語で書ける
ディベートやエッセイ作成ができる論理的思考力の習得
TEAP(国内大学入試で頻出)スコア300~350

親が意識すべきポイント:
「10年スパン」で逆算: 大学入試時に必要なレベルから逆算して、小学校~高校の目標を設定
テストだけに偏らない: 動画視聴・オンライン英会話・海外ペンパルなど「使う英語」の機会を増やす
成長に合わせた教材選択:
小学生: ゲーム性のあるアプリ(例: Duolingo)
中学生: ディズニー映画の英語版
高校生: BBCニュースやポッドキャスト
モチベーション管理: 小さな達成ごとに「英語でできることが増えた実感」を与える(例: 海外旅行で注文を任せる)

最終的な到達目標例:
国内難関大学: 英検準1級/TOEFL iBT 80~100
海外大学進学: IELTS 6.5~7.5/TOEFL iBT 100~110
グローバル人材基礎: 英語会議の議事録が書ける・プレゼン資料作成可能
最初は「アルファベット定着」のような小さな目標からスタートし、お子さんの成長と興味に合わせて段階的にレベルアップしていくことが大切です。英語学習の継続こそが最大の目標と言えるでしょう。

きりいも
きりいも

最終的な到達目標は国立大学でお願い。難関じゃなくてもいい。

Felo Pro

国立大学進学を目指す英語学習ロードマップ
小学校低学年(小1~小3): 英語の「楽しさ」を体感
目標例:
アルファベットの大文字・小文字を書ける
身近な単語(動物、食べ物、色など)を100語程度覚える
英語のリズムに慣れる(歌・チャンツの活用)
英検Jr.ブロンズで80%以上の正答率

小学校高学年(小4~小6): 基礎文法の素地を作る
目標例:
英単語500語習得(※国立中学受験する場合は1,000語)
簡単な英文の音読ができる(例: “I have a pen.”)
英語で自己紹介が完結にできる
英検5級(中学初級レベル)合格

中学校(中1~中3): 大学入試基礎力の養成
目標例:
英検3級~準2級取得(内申書アピール材料)
教科書本文を「見なくても意味を説明できる」状態
中学校で習う文法の100%理解(関係代名詞まで)
共通テスト形式の問題で60点/200点獲得

高校(高1~高3): 国立大学受験対策に特化
目標例:
英検準2級~2級取得(※教育学部などで有利な場合あり)
共通テスト英語で140点/200点以上(平均点目安)
大学の過去問で「英文要約」「長文テーマ分析」ができる
英語長文を1分間で100語以上読解できる速度の習得

国立大学が求める英語力の具体例:
共通テスト対策:
リスニング:日常会話・簡単な講義の要点把握
リーディング:500語程度の評論文の主旨理解
二次試験対策(学部による):
教育学部:英文和訳・内容説明問題
理工学部:科学英語の専門用語理解
経済学部:データ付き英文の分析

親のサポート戦略:
教材の選択:
小学生:『くもんの英語辞典』『NHK基礎英語』
中学生:『高校入試問題で覚える英単語帳』
高校生:『共通テスト英語リスニング実戦演習』
学習習慣の定着:
小中学生:毎日15分の音読習慣
高校生:週3回の過去問演習
モチベーション維持:
英語で書かれた科学記事を一緒に読む
大学オープンキャンパスで「英語が必要な場面」を実感させる

費用目安と対策時期:
時期
重点投資項目
小4~小6
オンライン英会話(月5,000円~)
中1~中3
文法特化型塾(月10,000円~)
高1~高2
共通テスト対策講座(年20万円~)
高3
大学別過去問添削(1回5,000円~)
国立大学合格に必要な英語力は「特別な才能」ではなく「適切な計画性」で達成可能です。焦らずに「読解力の質」と「語彙の定着率」を毎年5%ずつ向上させる意識で取り組むのがポイントです。

きりいも
きりいも

小2で覚えておきたい単語や英文、おすすめの英語の本を教えて。私はなにができますか?

小2で覚えたい単語・英文
単語(100語を目安に)
カテゴリー
具体例

red, blue, yellow, green, pink, black, white
数字
one~twenty(1~20)
動物
cat, dog, bird, fish, rabbit, elephant, lion
家族
mom, dad, brother, sister, baby, grandma
体の部位
eye, nose, mouth, ear, hand, foot
身の回りの物
book, pen, bag, desk, chair, door, window
動詞
eat, drink, run, jump, sleep, see, like

英文(遊びながら覚えるフレーズ)
挨拶:
“Good morning!”
“How are you?” → “I’m happy/sleepy.”
自己紹介:
“My name is [名前].”
“I’m 7 years old.”
簡単な要求:
“May I have water?”
“Let’s play together!”
感情表現:
“I like apples!”
“This is fun!”

おすすめの英語の本
初級者向け絵本
『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』(Eric Carle)
色と動物が学べる繰り返しフレーズ
『The Very Hungry Caterpillar』(Eric Carle)
食べ物・数字・曜日が自然に身につく
『Oxford Reading Tree: Level 1+』シリーズ
1ページ1文の超簡単リーディング(例: “Kipper had a red hat.”)
『Pete the Cat: I Love My White Shoes』
リズム感のある文章で英語の耳を育てる

親ができるサポート
「英語の時間」を作る:
朝の10分間だけ英語モード(例: “It’s breakfast time!”)
単語カードゲーム:
動物の絵カードで神経衰弱(”Find two cats!”)
YouTube活用:
Super Simple Songs(『Baby Shark』など歌付き)
Pinkfong! Kids’ Songs & Stories(ストーリー性のある動画)
お風呂で英語レッスン:
体の部位を指さしゲーム(”Touch your nose!”)
英語付きおもちゃ:
タッチペン付き絵本(『はじめての英語図鑑』)
英語でしゃべる知育ロボット(例: トイズートイズ)

注意点:
「間違いを指摘しない」: “apple”を「アップル」と日本語発音してもまずは肯定
「日本語訳を強要しない」: 絵本は画像から意味を推測させる
「1日10分ルール」: 集中力が切れる前にやめるのが継続のコツ
英語は「勉強」ではなく「遊びの延長」として触れさせるのが小2の成功法則です。親子で一緒に発音する姿を見せるだけで、お子さんのやる気が大きく変わりますよ!